専業主婦が遺産相続をした時は扶養控除の対象外になる可能性はあるの？

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結婚をして専業主婦として生活を送っている時は配偶者である夫の扶養に入っているでしょう。

扶養に入っていると税金などの控除を受けられるので経済的に大きなメリットになります。

しかし配偶者である夫が突然交通事故や病気で亡くなってしまう可能性もあります。

そのような時は遺産を相続しますが、扶養控除の対象外になってしまうのではないかと不安になってしまうでしょう。

扶養控除の対象外になると支払う相続税も多くなり経済的に厳しくなってしまう可能性もあります。

そこで専業主婦が遺産相続をした時に扶養控除はどのようになるのか確認していきましょう。

基本的には扶養控除の対象になる

専業主婦が配偶者の夫の扶養になれるのは年収が103万円以下になっているのが条件となっています。

それで遺産相続をする事で年収が103万円以上になり扶養控除が外されてしまうのではないかと不安になってしまうのでしょう。

しかし遺産相続を受けた時は収入ではないので心配する必要はありません。

もちろん年収103万以下の条件から外れてしまう事もないので扶養控除もしっかり適用されます。

基本的には扶養控除の対象になるので安心して遺産相続を受けるようにしましょう。

ネットでお小遣い稼ぎをしていると対象外になる事もある

ここ数年でネットが発達してきていてしかもスマホやタブレット端末が普及してきているので専業主婦もネットでお小遣い稼ぎをする人が増えてきている傾向があります。

もちろん扶養控除から外されないように年収103万円以下を目安に行う人が多いでしょう。

しかしネットでお小遣い稼ぎをしている時は正確に稼いだ収入が分からない部分もあります。

それで年収103万円以下を目安に行っていても扶養控除から外されてしまう可能性があります。

遺産相続を受ける時も影響してくる可能性があるので注意しなければいけません。

扶養控除から外されないようにする事を考えた場合はネットでお小遣い稼ぎをするのは控えた方がいいです。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。