遺産相続の関する相談はどの専門家にすればいいの？

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遺産相続をするようになった時はお金が入ってくるので生活面でゆとりが出てくる事も多いです。

しかし実際に手続きをする方法など分からない部分も多いでしょう。

最近ではネットで調べる事も出来ますが、やはり専門家に相談した方がいいです。

遺産相続の関する専門家は税理士、司法書士、行政書士などが挙げられますが、手続きによって出来る出来ないが変わってきてしまいます。

そこでどの専門家に相談するのがいいのか見ていく事にしましょう。

相続税の対策の相談は税理士がおすすめ

遺産相続をする時は相続税が課せられます。

課せられた相続税は支払わなければいけませんが、対策する事によって金額を減らす事も出来ます。

相続税は税金に分類されているので基本的に税理士に相談するのがおすすめです。

税理士に相談すると相続税の基礎控除額や非課税財産の種類などを細かくアドバイスをしてくれます。

また遺産の内容を伝える事で節税方法も一緒に考えてくれます。

相続税の対策をする時は経験豊富な税理士に相談してみるといいでしょう。

遺産分割の相談は司法書士がおすすめ

遺産相続をする時に法定相続人が複数人いる場合は遺産分割をしなければいけません。

法定相続人に該当している全員が参加して遺産分割協議を行いますが、意見が食い違って揉めてしまう事も少なくありません。

それで話し合いが進まなくて悩んでしまう事もあるでしょう。

遺産分割協議に関する知識は税理士も持っていますが、不動産の名義変更などの手続きをする事が出来ません。

遺産の中には不動産が含まれている事も多いので名義変更をする事が出来る司法書士に相談した方がいいです。

弁護士に相談するのは控えた方がいい

弁護士にも相続税や遺産分割を相談する事は出来ます。

しかし税理士や司法書士に比べると相続に関する知識を持っていない事も多いですし費用が高くなる可能性もあります。

相続に関する相談を弁護士にするのは控えた方がいいです。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。