遺産調査はどのような方法で行えばいいの？

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遺産相続を受けると多額のお金が入ってくるイメージを持っている人が多いでしょう。

確かに遺産をたくさん持っている人も多いので多額のお金が入ってくる事もあります。

しかし遺産をたくさん持っていても債務もたくさんあると相続をした時に返済しなければいけません。

手元に入ってくるお金も少なくなるので状況によっては相続放棄をした方がいい場合もあります。

遺産相続をする時は被相続人の遺産調査をする必要もあるのでしっかり把握しておく必要があります。

そこでどのような方法で遺産調査をする事が出来るのか確認していきましょう。

預金通帳が基本

一般的に銀行に預金をしている人が多いので遺産調査をする時は預金通帳を確認するのが基本になります。

人によっては複数の銀行に預金している事もあるのでまず預金通帳の数をしっかり確認しなければいけません。

それですべての預金通帳の数からおおよその預金がどのぐらいなのかを調査していきます。

地道な調査になりますが、する必要があるのでまずは預金通帳の確認から始めてみましょう。

投資目的で所有しているものも確認する

ここ数年で銀行の金利はかなり低くなっているので預金をしていてもあまりメリットがありません。

それで投資を始めている人も増えてきています。

投資をする時は株式や投信信託を購入して運用しているケースもありますが、不動産を購入して投資をしている人もいます。

投資目的で所有しているもの財産に分類されるので遺産調査をする時に必要になってきます。

債務の調査も忘れないようにする

遺産調査をする時はプラスの財産だけでなくマイナスの財産も確認しなければいけません。

最近ではスマホが普及しているのでネット完結で消費者金融でキャッシングをする事が出来るようになっています。

人によっては多額の債務を抱えている場合もあるので遺産調査をする時は消費者金融を利用しているのかなども確認しておく必要があります。

また銀行のカードローンを利用している可能性もあるので遺産調査をする時は注意しましょう。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。